もしあなたの心に“思い残していること”が
あるのなら、これからお伝えすることは、
きっとあなたのこれからの時間を豊かにする
ヒントになるはずです。

率直に言って、
この話はすべての人のためのものではありません。

今の生き方に満足していて、
何ひとつ思い残すことがない人には必要ないでしょう。

ですが――

もし胸の奥に少しでも引っかかりを感じているなら、
この先を読み進めてみてください。

ここで、私自身が体験したひとつの出来事を
お話させていただきたいと思います。

あるとき母は脳梗塞で倒れ、家族が一丸となって看病にあたっていました。
そんな矢先、今度は父が白血病を患い、入退院を繰り返すことに。
病気を理由に、父は働いていた仕事を辞めざるを得ませんでした。

「お金」ではなく「働きたい」と語った父

けれど父は、時折「本当はまだ働きたい」とこぼしていました。
ある日、電話で必死に仕事を探す父の姿を目にしました。
けれど結果は芳しくなく、その姿に胸が締めつけられるような思いがしました。

驚いたのは、父が一度も「お金が欲しい」とは言わなかったことです。
そこには誰かの役に立ちたい、そんな思いがあったのだと思います。
まじめに働き続けてきた父の背中を見て育った私にとって、その姿は胸に深く刻まれました。

父と一緒に働く――
それが私の夢であり、恩返し


そのとき、私は気づいたのです。
「父と一緒に働きたい」――それが私自身の夢となりました。

これまで家族のために一生懸命に働き続けてくれた父。
その父が望む「働く」という生き方を、もう一度かなえてあげたい。
そして、自分も一緒に夢を叶えていきたい。

もし父のように、さまざまな理由によって「本当はこうしたい」と思っているのに叶えられない人が、もう一度自分らしい生き方を取り戻せたなら――。
その人自身だけでなく、家族までも温かく変わっていくはずです。

「夢をかなえるコーチング」が生まれた理由

だからこそ、私は「夢をかなえるコーチング」を立ち上げました。
安心して本音を語り、自分の気持ちや想いを整理し、次の一歩を見つけられる場として。

そしてそれは同時に――父がもう一度働ける場所でもあります。
「夢をかなえるコーチング」は、私自身の夢であり、父への恩返しであり、父が再び自分らしく生きられる場所でもあるのです。

だから今度は、同じように“思い残し”を抱えている人の夢を、共にかなえていきたいのです。

人生の最後に語られる“10の後悔”

人が人生の最後に語るのは、財産や地位ではありません。
「やっておけばよかった」という後悔です。

看護師ブロニー・ウェア氏（『死ぬ瞬間の5つの後悔』）や、緩和医療医の大津秀一氏（『死ぬときに後悔すること25』）も同じことを伝えています。

とりわけ多くの人が共通して抱える“10の後悔”は、次の通りです。

 1.自分に正直に生きなかったこと

 2.働きすぎたこと

 3.気持ちを素直に伝えなかったこと

 4.友人との関係を大事にしなかったこと

 5.幸せをもっと選べたのに選ばなかったこと

 6.冒険や挑戦を避けたこと

 7.健康を大切にしなかったこと

 8.人に優しくしなかったこと

 9.自分を許さなかったこと

10.人生を味わい切らなかったこと

これらは決して特別なことではなく、誰にでも起こりうる後悔なのです。

大切なのはこれらをただ知るだけでなく、どう行動に移すかです。

あなたはどんな未来を選びますか？

・思い残しを整理し、本当の自分に気づける

・周囲に流されず、自分らしい生き方を選べる

・やりたいことに一歩踏み出せる

・後悔を減らし、人生を味わい切れる